2017年12月6日水曜日

学び直し政策とは?文科省の狙いは?効果は?






こんにちは、こんばんは。

先日、出産や育児で退職した女性や定年退職した高齢者を主なターゲットとして「リカレント教育(学び直し)」を進める為に政府が約5000億円を投入するという方針が発表されました。


どう考えても高齢者に有利な政策ですし、まさにシルバー民主主義って感じだなあと思います。

シルバー民主主義とは、票数の多い高齢者層を優遇するような政策が増加していることを揶揄した単語です。政治や政策の話でちらほらと登場します。


女性や高齢者が勉強を頑張ること自体は素晴らしいことですし何の異存もないのですが、この政策を取り巻く環境に大きな疑問を感じるのでこうして記事を書くことにしました。











《そもそも勉強って・・・》

なぜこのような政策が実施されるのでしょうか?

それは、幅広い年齢層の国民が勉強して新しい知識を身に付けていかないと生産性が落ちて国力が下がるからです。

なぜ大量の税金を投入するのでしょうか?

それは、そうでもしないと皆が実行に踏み切らないからです。

ただあくまで僕の勘ですが、この取り組みは失敗すると思います。
理由は後で説明します。



そもそも日本の社会的な意識として、人生の中で勉強する期間と仕事をする期間を分けて考えていることが異常です。


本来勉強とは学校だけでするものではなく、その気になればいつでもどこでもできるものです。


例えば旅行に行ったとして、工学的な素養のある人なら建築物の構造や造形の妙を調べて知識を蓄えることができますし、経済学的な素養のある人なら人やお金の動線を観察して分析に役立てることができます。


何も教室で先生の話を聞く事だけが勉強ではないのです。

そのことを理解できない人が何年学校に行こうが大した成果は得られません。
学校で知ることができるのは書籍なり何なりの形で体系化されたことだけだからです。

また、以前の記事、
でも紹介した通り、独学の助けになる教材も沢山開発されています。


つまり、仕事をしているからと言って勉強してはいけない理由はどこにもないのです。

むしろ適度に新しい知識をインプットしながら仕事をした方が余程効率的です。


ビジネスの世界も流動的ですので、言われたことしかできないでは通用しません。

本来、仕事と勉強を同時進行で進めるのが効率的なのです。







《そのはずなのに・・・》

まだ高度成長期を引き摺っているのか、「日本の産業は強い」などと真顔で言っている人が後を絶ちません。

天災が多く資源も少ない日本にとって人的資本・知的財産は生命線であると思うのですが、どうもその意識が薄い。

教育レベルも低く、国の方針もブレまくっている状況が続くのであれば、国力はドンドン落ちていくでしょう。

シャープや東芝だけでなく他の大企業も近いうちに買収されるかもしれませんし、もしかすると海外企業が買収したくなるほどの魅力もなくなっているかもしれません。



先述の通り、仕事と勉強を同時進行で進めるのが効率的であり、またそうでもしないと一気に喰らい尽くされてしまいます。

そのはずなのにどういう訳か、勉強する期間と仕事をする期間を分けて考えている人がかなり多い。



多くの人がそう考えているので、たまに違うことをする人間が現れると「何やってんだ」と後ろ指を指される。「そんなこと誰もやってないよ」と。

合理的かどうかよりもみんながどうしているかが優先される。

この風土が改革の足を引っ張ると僕は思っています。

また現存の企業も社員の学び直しを容認するような雰囲気でもなく、また仕事が忙しくてそんな時間もないという労働者が多いです。
また、それほどの労働を強いているのに生産性が上がっていないというところも見逃してはいけません。



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《幸か不幸か》

幸いなことに、オフィスに行かなくてもお金を得る手段が増えました。
無理矢理会社に自分を縛り付ける必要はないのです。


クラウドソーシングで仕事を引き受けることもできますし、Skypeやチャットワークで連絡を取っていい企業も現れ始めました。



これらによって仕事が楽になる訳ではありませんが(むしろ自分で決定すべきことが増える)、時間配分は自由にさせてもらえるので勉強時間を作ることは比較的容易になります。
(そのせいで従来の企業が苦しんでいると言えばその通りですが。)



僕もクラウド上で仕事をしながら学校に行っています。

僕は文書作成系の仕事が多いのですが、やはりどんどん新しい知識を入れていかないとすぐに書けなくなってしまいます。
デザインや動画編集など多岐にわたる仕事がクラウド上に溢れかえっています。


現段階ではクラウドワーカーの待遇があまりよくないので生活が苦しいですが、自分の裁量で仕事の量を調節できることが魅力です。


かなり高度な仕事を任されているクラウドワーカーも徐々に増えているので、給与面等の待遇改善の議論はいずれ起こると思います。

みんなで一緒を好む人には酷ですが、個人の生産性という意味では望ましい動きかと思われます。







《おわりに》

本当は政府が何もしなくても、民間の側から学び直しの必要性が実感されていくのが望ましいのですが、なかなかそうはいかないですね。

もう少し経過を観察しようと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます。
それではまた!


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